テーマ12 ふれあって感動する〜農作業体験と農家民泊〜 【教科とのかかわり】社会

テーマ12 ふれあって感動する〜農作業体験と農家民泊〜

体験プラン
学習のねらいとその効果
◎季節に応じた農作業を農家の方と一緒に汗を流しながら体験することを通じ、農業の大切さ、食糧や食の大切さ、働くことの喜びと尊さを学ぶ。
◎昼は農作業体験を行い、夜は農家の方と一緒に食卓を囲んで語り合うことを通じ、青森特有の方言や食事など地域に根ざした文化を学ぶ。
◎農家の方との心と心のふれあいを通じ、かけがえのない思い出をつくるとともに、自分自身や家族、友人のことを考え、成長するきっかけとする。
◎食料自給率の低迷や後継者問題などの農業問題や日本の農業の将来について考えるきっかけとする。

津軽の豊かな「食」と「農」を学ぶ食農教育

 青森県の中西部に位置する津軽地方。霊峰岩木山を仰ぎ、岩木川の恩恵を受けた大地では、りんごをはじめ米・野菜・花きなどの栽培が盛んに行われています。

 平成15年に設立された「NPO法人広域連携津軽・ほっとスティネットワーク」は、平川市・弘前市・黒石市・青森市(旧浪岡町)にまたがる広域団体です。農産物の生産過程や農業と食糧の大切さ、地域に根ざした食文化を学ぶ食農教育をコンセプトに、数多くの修学旅行生を受け入れてきました。また、4泊5日のセカンドスクールを実施したり、受入校のプログラムが文部科学省の「豊かな体験活動推進事業」に指定されるなど、着実に実績を積み重ねています。

 この広域団体には、現在、次の団体が加盟しています。農家蔵のまち、農村景観百選指定のまちとして平成21年にJTB交流文化賞を受賞した平川市の「NPO法人 尾上蔵保存利活用促進会」、「農業生産法人(株)グリーンファーム農家蔵」、青森市の「浪岡グリーン・ツーリズムクラブ」、黒石市の「NPO法人 くろいし・ふるさと・りんご村」で、最大の受入人数は500人となっています。

 この他、津軽地方では、弘前市の「弘前里山ツーリズム」、黒石市の「NPO法人 くろいし・ふるさと・りんご村」、鰺ヶ沢町の「白神自然学校一ツ森校」も修学旅行生を受け入れています。

青森県内の受け入れ農家は、安全安心の農家民宿

 農業・農村体験の実施にあたって何よりも優先されなくてはならないのは、安全・安心です。青森県の受け入れ農家は、すべて旅館業法の営業許可をきちんと取得している農家民宿です。法律の基準を充たす安全な施設で、損害賠償保険への加入、事故発生時のマニュアルの配備が義務づけられているほか、食中毒の予防対策や保健所・病院・警察・消防署と連携し、夜間も含めた緊急時の連絡体制なども万全で、日本赤十字救急法救急員が常駐しており、緊急時には、適切な処置や、迅速な対応が可能です。また、受入農家民宿の登録数増加に努めるとともに、食品衛生やもてなしなど各種の研修の実施を通じ、受入内容の向上・充実を図っています。

メッセージ

NPO法人広域連携津軽・ほっとステイネットワーク

 四季の彩り豊かな自然は、豊富な「食」を生み出し、津軽の様々な暮らしの文化を築いてきました。人情と素朴さで、人々との出会い・ふれあいを大切にするこのホットな農村は、第2の「ふるさとづくり」にグットです。私たちは、農産物の生産過程や農業と食料の大切さ、地域に根ざした食文化を学ぶ食農教育をコンセプトに、緊急時の態勢を確立し、事故・自然災害発生時のマニュアル配備、グリーン・ツーリズム賠償責任保険加入・民宿営業許可登録の受入農家による「無事故で感動のファームステイ」を行っています。

理事長 佐藤正彦

メッセージ

弘前里山ツーリズム

 津軽の中心地である弘前は、農業・自然・文化が共存共生している地域です。受入農家は毎年感動請負人講座を受講し、安全に配慮した地域の先生であり、子ども達の五感に刺激を与えることができる農作業体験や食体験、農家の暮らし体験(ファームスティ)などの感動のステージを用意して、笑顔あふれるおもてなしをいたします。小・中・高校をはじめ聾学校や知的障害学級の受入実績があり、安全・衛生面に十分配慮した受入態勢を整えております。「農業の大切さ」「自然のすばらしさ」「人の心のあたたかさ」を体感して、豊かな人間性や社会性を育むことができるあずましい(心地よい)弘前での体験学習をプロデュースいたします。

監事 田中幸樹
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