- 学習のねらい・学習効果
- ◎生きる歓びを高らかに謳った力強い作品の魅力にふれ、豊かな感性を養う。
- ◎美的体験を豊かにし、美術を愛好する心情を育てる。
- ◎作者の心情や意図と創造的な工夫などを理解し、作品に対する見方を深める。
- ◎創作に対するひたむきな姿勢やたゆまぬ努力から、人の生き方を考えるきっかけとする。
- 【教科とのかかわり】美術
作品を鑑賞するだけでなく、芸術を五感で味わえるのが現代アートの魅力。国内外で活躍する21人のアーティストが美術館のために作品を制作した「十和田市現代美術館」では、アートを体験する楽しさを知るとともに、現代アートの多彩な表現方法を学び、作品に込められた思いについて考えます。自然豊かな環境の中で国内外のアートに親しむなら「青森公立大学国際芸術センター青森」。敷地内の森に点在する彫刻作品や、世界各国のアーティストが青森に滞在中制作した作品を鑑賞することができます。感性を育むとともに、国際文化への理解を深める良い機会といえます。
青森県の芸術風土を世界に向けて発信し続ける「青森県立美術館」。シャガールの舞台背景画3作品が飾られたアレコホールを中心に、強烈な個性を持つ棟方志功、寺山修司、ウルトラマンのデザインを手がけた成田亨、奈良美智など郷土ゆかりの作家を中心に3,000数点の作品・資料を所蔵しています。
また、子どもの感性や創造力を育むため、スクールプログラム作成のアドバイスも行っています。
ゴッホの『ひまわり』に大きな衝撃を受け、画家を志して上京した棟方志功。帝展で油絵が入選を果たした頃には、木版画に惹かれていたといわれます。版画に独自の世界を見出し、創作活動に打ち込んだ棟方志功は、「板の命を彫り起こす、板による表現」として、自らの作品を版画ではなく「板画」と呼びました。
棟方志功のエネルギーと精神性にあふれた作品は、やがて国内外で高い評価を受けるようになります。棟方志功作品の底流にあるのは「あおもりの風土」や「あおもりの魂」。郷土を愛する棟方志功の作品には、自らを生み、育んだ豊かな自然や文化を持つ青森が、原風景として投影されています。芸術家の作品や創作姿勢、人生に触れることは、自らの生き方について考えるきっかけになります。


青森県立美術館

青森公立大学国際芸術センター青森
当館は豊かな自然環境に囲まれた体験型のアートセンターです。世界の一線で活躍するアーティストを招いたアーティスト・イン・レジデンスプログラムを中心とした展示発表、セミナーやシンポジウム、創作活動を体験していただくワークショップなど、様々な芸術体験の場を設けています。また野外彫刻作品を散策したり、市内随一のアート関連書籍が揃うラウンジで素敵な本と出会ったりと、ゆっくりと芸術空間をご堪能下さい。










