- 学習のねらい・学習効果
- ◎自然観察のための知識を得て、自然の恵みを楽しみ、自然環境への関心を高める。
- ◎動植物の生態や自然を守るための取組、漁業資源を保護・管理するための対策などについての知識と理解を深める。
- ◎環境を守るためのマナーとモラルについて学び、自然との関わり方について考える。
- ◎自然環境を守るための態度を育成する。
- 【教科とのかかわり】社会
太平洋を望み、全国屈指の水産都市、北東北随一の工業都市として知られる八戸市。約880haにも及ぶ種差海岸は、下北半島から続く砂浜の海岸線と、三陸のリアス海岸が交錯する位置にあり、荒々しい岩や広い砂浜、天然の芝原がある景勝地です。この海岸の大須賀浜は鳴砂の浜として知られており、日本の渚百選にも選ばれ、毎年多くのボランティアによる清掃活動も行われています。
また、ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)は、3月から7月までの間、4万羽ものウミネコが飛び交い、間近でその生態を観察することができます。種差海岸一帯では、美しい自然を見るだけでなく、自然保護の大切さと難しさを学ぶことができます。
縄文時代、太平洋の入り江だったという県内最大の湖・小川原湖。別名「宝沼」と呼ばれるこの湖は、海水と淡水が混じった汽水湖で、38種の魚類や150種もの野鳥が生息飛来するなど、貴重な動植物の宝庫となっています。内水面の漁場としても優れ、中でもシラウオとワカサギは全国一位、シジミ貝は全国三位の漁獲量を誇っています。地元の小川原湖漁協では資源保護のため、動力操業の禁止、漁具の規制、シジミの稚貝放流などの種苗活動等、様々な対策を実施。「宝沼」を守りながら安全・安心な魚貝類の安定供給に努めています。
青森県のほぼ中央に位置し、陸奥湾に接する平内町ではホタテの養殖が盛ん。「青森県産ホタテ」として全国に流通している約10万t(H20年)のうち4割が平内町産です。昭和47年に町の一大産業として定着するまでには、養殖技術を開発した先人の苦労もありました。漁師と一緒に漁業体験を行い、ホタテの講義を受け、一次産業の大切さや、海と山とのつながりについて学びます。


蕪島

小川原湖

平内町のホタテ養殖風景
若手の漁師で構成される研究会という組織があり、そこで漁業体験を開催しております。平内町はホタテ養殖発祥の地であり、養殖技術は他に負けることは決してありません。そんな漁師さんと一緒に漁船に乗り、ホタテ養殖の体験をすることは素晴らしい思い出になるはずです。天気がよければ青空のもと波にゆられ贅沢な時間を過ごすことができますが、風があるとき船は揺れ多少水しぶきを浴びたりします。漁師の生活を垣間見ることができる企画ですので、ぜひご参加ください。(強風のときは陸上でカゴを作成する漁業体験になります。)










